鳥見会@漁港の浜~河口 18/04/30/PM
2018年4月30日(月)PM 参加者:No.1、3、4、5
黒白コーナーからの続きです。
PMは先週のシギチ余韻が忘れられず、再び漁港の浜へ。
カイツブリ 鳰 Tachybaptus ruficollis 📸✨by No.1
いつでもニヤリ、のカイツブリが珍しく岸に上がっていました。
意外に大きい脚ひれに注目です。
泳ぐのに特化した足で、尻に近い方から出ており、陸上では不安定そうです。
もうすっかり夏羽です。
オオソリハシシギ 大反嘴鴫 Limosa lapponica 📸✨by No.1、3、4
本日は2羽出会うことができました。
左の個体は、胴が赤い夏羽に変色しつつあります。
右の個体の嘴の間からぴょろっと出ているのは、やはり舌でしょうか。
嘴を深くまで差し込んで餌を探しています。
ちょっと差し込みすぎではないかと心配になるほど…
オオソリハシシギは世界に3亜種と言われており、そのうち日本を通過するほとんどが「L. l. baueri バウエリ」で、稀に「L. l. menzbieri メンズビエリ」通称コシジロオオソリハシシギが通過することがあります。
今回来ている2羽のうち1羽がコシジロでは?というバーダーの方がいらっしゃいました。
上の写真の右側は明らかにbaueriですが、
左の夏羽になりつつある個体の腰のあたりが白いので、menzbieriではないかと言われていました。
写真を見る限り、夏羽の個体は腰近くの羽毛にも茶色の模様がしっかり入っており、素人目にはやはりbaueriであるように思います。
が、白か茶色かと言われれば、確かに限りなく白に近いので、実際はどうなのでしょうか。menzbieriだとすれば感激もひとしおなのですが。
ベテランバーダーさんの同定を楽しみに待ちたいと思います。
こういう亜種探しも、シギチの大きな魅力の一つです。
コアジサシ 小鯵刺 Sterna albifrons 📸✨by No.3、4
漁港の浜ではコアジサシたちがキリキリ鳴きながら旋回と落下を繰り返していました。
真下の獲物に狙いを定めて…
落ちる
まさに自由落下
その潔さが美しいです。
チュウシャクシギ 中杓鴫 Numenius phaeopus 📸✨by No.1、3、4
漁港の浜にはチュウシャクシギがいなかったので、河口に行ってみたところ、5羽入っていました。
うち1羽は橋の向こうに飛び去り、4羽で黙々と採餌を続けていました。
タコ?ゲット!
チュウシャクシギが並んでいる姿を見ると、静かな気持ちになります。
この情景をいつまでも大切に。
ヒバリ 雲雀 Alauda arvensis 📸✨by No.1、3、4
チルチルチルチル鳴きながら、縄張りを主張して天高く上がっていくヒバリ♂。
なかなか写真を撮るのが難しい鳥です。
日が落ちかけた夕方、日中のぬくもりを感じつつ、ヒバリも夕刻の静けさを楽しんでいるようでした。
🕊本日出会った鳥🕊 31種
カイツブリ、ウミウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ、トビ、オオバン、コチドリ、シロチドリ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、コアジサシ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、オオヨシキリvo.、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、カササギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス